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「脳」から整えるとは、
どういうことか。メソッドのすべて

ファンクショナルブレインセラピー®は、脳と身体のつながりに着目した独自のアプローチです。その考え方の土台となる理論から、5つの柱、一般的な整体との違い、参考にしている理論的背景、そして開発の経緯まで、このページで詳しくご紹介します。

THEORY

なぜ「脳」にアプローチするのか

私たちの身体は、脳と神経を通じて双方向につながっています。目・耳・皮膚・筋肉などから入った感覚の情報は脳で処理され、その結果として姿勢や動き、集中や気分がつくられます。つまり、身体の使いにくさや心の落ち着かなさは、脳の情報処理のクセとして捉え直すことができる、という考え方です。
そして脳や神経は、何歳になっても変化・学習していく力(神経可塑性/ニューロプラスティシティ)を持っています。だからこそ、適切な感覚入力と運動を積み重ねることで、脳と身体が本来の力を発揮しやすい状態を「サポート」できると考えています。

脳の働きを支える、3つの要素

🫁

酸素(呼吸)

脳はたくさんの酸素を必要とします。深くリズミカルな呼吸は、脳と自律神経の働きを支える土台になります。

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栄養

血糖の安定や腸内環境は、脳の集中力や気分の安定と深く関わっていると考えられています。

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刺激(感覚・運動)

適切な感覚入力と運動が、脳の地図を鮮明にし、動きや感情のコントロールを育てます。

発達のピラミッド

学習・認知・行動運動・協調性感覚(前庭・固有受容・視覚)呼吸・原始反射の統合

土台となる「呼吸」と「感覚」が整うほど、その上の運動や学習が積み上がりやすくなる、という発達の捉え方です。

5 PILLARS

ファンクショナルブレインメソッドの5つの柱

一人ひとりの状態に合わせて、次の5つの視点を組み合わせてプログラムを設計します。

1
PRIMITIVE REFLEX INTEGRATION

原始反射の統合

赤ちゃんが生まれながらに持つ自動的な動き(原始反射)は、通常は成長とともに上位の脳の働きへと引き継がれていきます。これがやり残されていると、姿勢の崩れ・集中のしにくさ・感覚の過敏さなどにつながる可能性があります。遊び感覚のシンプルな動きを「量より頻度」で繰り返し、必要だった動きのパターンを使い切っていくことを大切にしています。

2
HEMISPHERIC BALANCE

左右脳バランスの調整

左右の脳は役割が異なり、その働き方に偏りがあると、行動・感情・運動・学習のしやすさに影響すると考えられています。触覚・視覚・前庭感覚・聴覚などを手がかりに、どちら側が働きにくいかを見極め、伸びにくい側をやさしくフォローする刺激とエクササイズを組み合わせます。

3
SENSORY TRAINING

前庭・視覚・固有感覚のトレーニング

「自分の身体がどこにあるか」「見たものをどう捉えるか」「バランスをどうとるか」は、前庭感覚・視覚・固有受容感覚の連携で成り立っています。眼球運動(ビジョントレーニング)やバランスワーク、リズム運動などを通じて、これらの感覚が協調して働きやすい状態を育てます。

4
VAGUS NERVE APPROACH

迷走神経へのアプローチ

迷走神経は、脳と内臓をつなぐ大きな副交感神経で、心身のリラックスや「安全」を感じる力に深く関わっています。呼吸・発声・寒冷刺激など安全なセルフケアを取り入れ、緊張とリラックスの切り替えがスムーズになる状態を穏やかにサポートします。

5
HOME CARE DESIGN

ホームケアの継続設計

脳と身体の学習は、施術のときだけでなく日々の繰り返しで定着していきます。1日1〜2分でできる安全でシンプルなセルフワークを、ライフスタイルに合わせて設計。スタジオでのセッションと組み合わせ、刺激の頻度を高めて学習の定着をサポートします。

DIFFERENCE

一般的な整体との違い

どちらが良い・悪いではなく、着目するポイントとアプローチが異なります。

観点 一般的な整体・マッサージ ファンクショナルブレインメソッド
着目するところ 痛い・こった部位の筋肉や関節そのもの その状態をつくっている脳の情報処理・感覚・自律神経のつながり
アプローチ 手技で筋肉をほぐす・骨格を調整する 感覚入力とエクササイズで脳と身体の連携を育てる
対象 肩こり・腰痛など身体の不調が中心 お子様の発達サポートから大人の不調、アスリートのパフォーマンスまで
その場の変化と継続 施術による一時的な軽さが中心になりがち ホームケアを組み合わせ、脳と身体の学習として定着を目指す
刺激の考え方 強く・しっかり効かせることを重視しがち 「安全・少量・高精度」。頻度と心地よさを優先する

※上記は一般的な傾向をわかりやすく整理したもので、すべての整体院に当てはまるものではありません。

BACKGROUND

施術の考え方と、理論的背景

安全・少量・高精度

私たちが何より大切にしているのが、この原則です。強すぎる刺激よりも、心地よさと頻度を優先します。頭痛や吐き気などのネガティブな反応は「刺激が許容量を超えたサイン」と捉え、無理をしません。脳と身体が「安全」を感じられる範囲で、少しずつ、ていねいに積み重ねていきます。

参考にしている主な理論・書籍

Dr.ロバート・メリーロ『薬に頼らず家庭で治せる発達障害との付き合い方』原始反射や左右脳のバランスという視点から、子どもの発達を家庭での運動と感覚のケアで支える考え方。
リーズ・エリオット『赤ちゃんの脳と心で何が起こっているの?』神経科学者が、乳幼児期の脳と心の発達メカニズムを科学的根拠とともに解説。
『カンデル神経科学』ノーベル賞学者エリック・カンデルらによる、分子から行動までを体系的に網羅した世界標準の神経科学の教科書。
Randy W. Beck『Functional Neurology for Practitioners of Manual Medicine』徒手療法の実践者に向けて機能神経学を体系的にまとめた専門書。
Lars Lienhard『Training beginnt im Gehirn』「トレーニングは脳から始まる」— 神経系への働きかけで動きの質やパフォーマンスを高めるニューロアスレティックトレーニングの解説書。

※ファンクショナルブレインメソッドは、上記のような神経科学・発達理論の考え方を参考に構成された独自のアプローチです。特定の疾患の治療や、効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。

STORY

開発ストーリー

代表 堤由輔
堤 由輔ファンクショナルブレインメソッド開発者
JUMPOUT株式会社 代表

私たちはこれまで、オリンピックや世界選手権、世界大会などで活躍するトップアスリートのサポートを長年にわたって行ってきました。その過程で気づいたのは、パフォーマンスと健康の鍵を握っているのは、筋肉そのものよりも「脳」だということでした。

脳のバランスを整えるという視点は、慢性的な肩こりや腰痛、ストレスによる不調、スポーツでの伸び悩み、そして子どもの発達の悩みなど、一見バラバラに見える課題に共通してアプローチできる可能性を持っていました。

この考え方をアスリートだけでなく、一般の方やお子様にも広く届けたい——。そんな思いから独自の理論「ファンクショナルブレインメソッド」を確立し、2018年にJUMPOUT株式会社を設立しました。整体師として20年、現場で向き合い続けてきた経験と、国内外で学んだ神経科学・発達理論をひとつに束ねたのが、このメソッドです。

脳とカラダの調和がもたらす変化を、より多くの方に体験していただき、お一人おひとりが自分らしく、健やかで充実した毎日を送れるよう——これからも誠心誠意サポートしてまいります。

あなたの状態を、一度見せてください

「うちの子に合うかな?」「自分の状態でも受けられる?」など、些細なことでもお気軽にご相談ください。初回はチェック&スクリーニングで現状を把握します。